ジャパンカップダートのレース紹介

我が国におけるダート競馬が大きな変革を迎えたのは1990年代の後半からである。平成7年に中央競馬・地方競馬相互間の交流が飛躍的に拡大され、フェブラリーS(当時GⅡ)が平安S(GⅢ)に次いで中央競馬指定交流競走となった一方、地方競馬においても主要競走9競走が交流競走として行われた。この年の交流重賞で5勝を挙げたライブリマウントや、交流重賞8連勝を達成したホクトべガの活躍等により、中央・地方の垣根を越えたダート重賞競走も一層注目を集めることとなった。このような状況のもと平成8年11月に発足したダート競走格付け委員会により、平成9年4月以降に行われる交流重賞競走の格付けがなされ、ダート競走の体系化が促進されることになった。中央競馬の重賞競走では平成9年にフェブラリーSがGⅠに格上げされ、ダート競走の頂点として位置付けられていたが、中距離のGⅠである帝王賞や川崎記念での熱戦、ドバイWCやブリーダーズカップ・クラシックの隆盛により、中央競馬においてもダート競走の主流である2,000m級の距離によるダート国際競走を望む声が高まってきた。本競走は、平成12年に新設された我が国初のダート国際招待競走で、ジャパンカップと同週の東京競馬場ダート2100mで、外国馬8頭以内を招待して行われる。また、日本からの出走馬は中央・地方の所属を問わずに重賞競走の成績等をもとに選定される。